国立能楽堂9月定例公演 【月間特集・刊行400年 仮名草子『竹斎』と能】
仮名草子『竹斎』は、藪医者の竹斎が京から諸国を行脚し江戸まで下る物語。その『竹斎』刊行400年を記念し、今月は作品にまつわる能・狂言を特集上演します。
狂言 膏薬煉 茂山 茂(大蔵流)
<あらすじ>
薬を脂やにに混ぜて練り、紙片または布片に塗って患部に貼ることで毒を吸い出すという「膏薬」。この膏薬の作り手として名人を自認している鎌倉の膏薬煉と都の膏薬煉が出会い、お互いの膏薬自慢を始めます。まず二人は自分の膏薬の由緒を自慢しあい、次に原料の特別さを比べあい、最後はお互いの鼻に膏薬を付けて「吸い比べ」をすることになり……。前半の奇想天外な自慢話、後半の息の合った演技が楽しい狂言です。
能 西行桜 武田孝史(宝生流)
<あらすじ>
京都の西山の西行法師の庵に、満開の桜を見ようと大勢の人が訪れます。花見に興じる人に内心当惑している西行は「花見むと群れつゝ人の来るのみぞあたら桜の咎にはありける」と歌を詠みます。やがて夜の夢に老桜の精が現れ、西行の歌を反芻(はんすう)し桜に咎はないと反論し、桜の名所の数々を語り舞います。春の夜のひと時の出会いを惜しみつつ夜明けと伴に消えゆく老桜の精、それは桜をこよなく愛した西行自身にも重なります。西行と桜の精との心の交流を描いた夢幻能の世界をお楽しみください。
公演名 | 国立能楽堂9月定例公演 |
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演目・主な出演者 | 狂言 膏薬煉 茂山 茂(大蔵流) 能 西行桜 武田孝史(宝生流) *内容・日程に一部変更の場合もございます。予めご了承ください。 |
公演日 | 2024年9月20日(金)午後5時30分 |
会場 | 国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1) |
料金 | 脇正面:一般価格 |
申込締切日 | 令和6(2024)年8月4日(日)23:59まで |
お支払い方法 | クレジットカード決済のみ |
お問い合わせ先 | 産経iD事務局 お問い合わせフォーム ※メール件名には必ず「国立能楽堂9月公演」とご記入ください。 |
チケットのお渡し方法 | チケットは当日会場にてお渡しさせていただきます(午後5時より受付開始)。 |
注意事項
座席の指定はできません。
ご購入後のお客様都合によるキャンセルはできませんのでご了承ください。
1回で2枚までご購入いただけます。
障害者の方や学生は割引価格で販売しております。購入希望の方は国立劇場チケットセンター 0570-07-9900(午前9時~午後6時)へお問い合わせください。
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チケットは当日会場にてお渡しさせていただきます(午後5時より受付開始)。お申し込み完了のメールを印刷してお持ちいただくか、受付にて直接メールをご提示ください。尚、購入された方と別の方が来場される際には、ご購入者様のお名前を受付でお知らせください。